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しまだ歯科こども歯科クリニックのブログ
新潟市中央区大島の 【歯科・小児歯科】 です。
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乳歯のむし歯は放っておいても平気?
こんにちは、副院長です。

歯にまつわる都市伝説のような大きな勘違いは色々と耳にしますが、こちらはかなり上位にあがるのではないでしょうか。
      「乳歯だから放っておいても平気ですよね?」

乳歯はいずれ抜けてしまいます。
そのため、“むし歯になっても、痛みがなければ放っておいても良いですよね”という意味でおっしゃられているようです。

答えは・・・NO! 
乳歯のむし歯は永久歯にまで影響を及ぼすのです。

乳歯のむし歯をそのままにしておけば、お口の中でむし歯菌は増え続けていきます。
たとえ運よく痛みが出ないまま歯が抜け変わったとしても、むし歯菌だけはしっかりとそのまま残り
永久歯に住み着いていきます。
生え換わったばかりの永久歯はまだまだ成熟しておらず、生まれたての赤ちゃんのようなもの。
そんな弱い永久歯は、あっという間にむし歯菌の餌食となってしまいます。

そして残念なことに永久歯は二度と生え換わることはありません。
一度出来てしまったむし歯は自然に治ることはなく、歯医者さんで修復してもらう他なくなるのです。


最初の永久歯が生えてくるのはおよそ6歳の時。
それ以降、順々に生え換わり、最後の永久歯がはえてくるのはおよそ12歳の時。(親知らずを除く)
歯は長く使っているうちにだ液に鍛えられて強くなっていきます。
だ液に含まれたリン酸カルシウムを取り込むことで徐々に硬く成熟してむし歯になりにくくなるのです。
でも、そうなるまでには数年がかかります。
そのため、最後に生えた永久歯までがしっかりと成熟するのはおよそ15歳の時です。

確かに生えたての永久歯はまだ構造がしっかりとしておらず弱いものですが、
裏を返せば、与える環境によっては「きれいで丈夫」な歯にもなれるのです。
この15歳くらいまでの間にしつこいむし歯菌の定着をシャットアウト出来れば、
それ以降口の中に残るのは歯みがきで落としやすい常在菌だけです。


そして生えたての永久歯はむし歯菌が居座りやすくもあると同時に、
フッ素も取り込みやすいのです。
この15歳くらいまでの間にずっと継続してフッ素を上手に取り入れてあげることが出来れば
さらに強くて丈夫な歯の子になります。


お子さんの歯を良くするのも悪くするのも、周りの大人次第
将来、歯で苦労する大人になってしまうかどうかの人生の分かれ道です。
乳歯のときからのお口の管理こそが、今後の健やかな一生を左右する鍵となるのです。
出来てしまったむし歯は乳歯のうちに治療をしておくこと、これ以上むし歯にならないように予防に取り組まれることが
とても大切なのです。


新潟市中央区大島 親松・鳥屋野・女池・近江地区の歯科・小児歯科
しまだ歯科こども歯科クリニック 副院長

タグ:新潟市中央区親松鳥屋野女池小児歯科予防歯科フッ素乳歯永久歯

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