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しまだ歯科こども歯科クリニックのブログ
新潟市中央区大島の 【歯科・小児歯科】 です。
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学校歯科健診から思うこと
こんにちは、院長です。

6月4日~10日までの一週間は、歯の衛生週間です。
およそこれに合わせて、今年もまた、学校歯科健診の時期がやってまいりました。

僕も、4月25日、5月10日に、市内小学校、高校と歯科健診に行って参りました。
今日は、その感想について少しお話をしたいと思います。

新潟県の12歳永久歯のDMF歯数(≒むし歯保有数)は全国で一番低く、一人平均1本を切っています。
新潟大学の予防歯科を始め、各学校の取り組みも功を奏しているといった状況でしょうか。
加えて、新潟は歯科医師の対人口率が全国一!つまり歯科医師過剰。

しかし、放置されたむし歯だけでなく、充填・修復されたものを含むと、乳歯のむし歯自体は少なくないと感じています。

H17.gifさらに言うと、全国的に12歳永久歯のDMF歯数がここ10年で飛躍的に
減少したのに対し、20歳以上のDMF歯数は若干の減少に留まり、
その値も未成年に比較して大分高いことが分かります。

周りを見ても、20歳過ぎてむし歯治療済みの歯が1本以下と言う方は
まずいないのではないでしょうか?

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僕が思う一つの説です。

一般的に乳歯のむし歯は、永久歯に関係ないと思われているようです。これが大間違い!
実際には、感染したむし歯菌は縄張りを作り、対策を講じなければ永久歯にそのままお引っ越しします。
つまり、乳歯にむし歯を保有していた場合、永久歯のむし歯リスクも高いということです。

hikaku.gif左図のように乳歯に比較して永久歯はエナメル質が厚い為、
むし歯が進みやすい象牙質に達するまでに時間がかかります。

萌えたての永久歯エナメル質は弱いものの、この時期は比較的
親の目も届き、学校歯科保健の充実によりなんとか守られている。

しかし、中学→高校と進むと・・・?



いやいや、申し訳ないですけど高校生のお口の中ってホントに汚いんです。
プラークびっしり、歯石歯肉炎当たり前、おまけにかわいい顔した女子高生でも口臭が…。
年齢別に見ると、高校生の歯科受診率ってそこだけぽかんと空いているんです。

だもんで、この時期に一気にむし歯の数は増加し、20歳以上のDMF歯数はあまり変わらないのではという説。

ですので、乳幼児期から学童期の歯科予防・対応・教育が非常に重要であり、むし歯予防の原点はこの時期にある
というのが、小児歯科に力を入れる当院の理念であり、ルーツでもあるのです。


もうひとつ、歯並びの乱れもかなり気になったのですが、またこれは別の機会にお話をします。


新潟市中央区大島 親松、鳥屋野、女池、近江地区の歯科・小児歯科
しまだ歯科こども歯科クリニック 院長

タグ:学校歯科健診DMF歯数12歳20歳新潟市大島親松鳥屋野予防歯科

テーマ:歯列矯正 - ジャンル:ヘルス・ダイエット